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初めまして、リアルトレードの加藤(25)と申します。
このブログは「年内にどこまで交換できるのか」をコンセプトに、次々と物々交換を繰り返していくという物乞いの記録です。
要するにわらしべ長者ですね。


既にご存知かと思いますが、まずはわらしべ長者の物語を軽くおさらいしましょう。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昔々、ある村に彦造という大変貧乏な男がおりました。

「お金持ちになりたいなぁ」

満足な食事さえとることのできない彦造は、いつもそんなことを呟いていました。
彦造は神社に向かい、神様にお金持ちにしてくれるように何度もお願いしました。

「神様、僕お金持ちになりたいです」

するとある日、神様の声が聞こえました。

「それほど頼むなら、ここから出て最初に手につかんだ物を大切にするがよい」

彦造はそれを聞いて大喜びしました。

「やった!神様が願いを聞いてくれたんや」

喜んだ彦造は、神社を出たとたん石につまづいて転んでしまいました。
立ち上がった彦造は、いつの間にか手にワラをつかんでいました。

「なんだ、ワラか。神様は最初につかんだものを大切にしろとおっしゃってたけど、本当にこんなのが役に立つのかなぁ」
 
 

半信半疑の彦造は、それでも神様の言葉を信じてワラをしっかり持ってい歩いていきました。
しばらくすると、アブがぶんぶん顔の周りを飛び回りました。
いくら払ってもしつこく飛び回るので、シュッ!彦造は指でアブをつまんでワラで縛りました。

「参ったか」

 

アブを縛ったワラを振り回しながらしばらく歩くと、向こうから牛車がやってきました。
牛車に乗った男の子が、彦造の持っているアブを見てお母さんに言いました。

「ねえ、あのアブ欲しいよ」

「はいはい。これ、そこの者。どうかそのアブをこの子に譲っておくれ」

牛車の中から奥方様が彦造に声をかけました。

「これは神様にいただいた大切なワラですが、そこまでおっしゃるなら差し上げましょうか」

彦造は大切なワラとか言って値打ちをこいて渡しました。

「ありがとう。(お腹すいてそうね・・・)これをお食べなさい」

奥方様はお礼にみかんを三つくれました。

「みかん!ありがとうございます!」

彦造は喜んでみかんを受け取りました。
 
 

またしばらく行くと、今度は道端にきれいなお姫様が座り込んでいました。

「もうのどが渇いて一歩も歩けないの。どこかで水を見つけてきてたも」

お姫様は、疲れきった顔で付き人に言っています。でも、辺りに水はありません。

「ようがす。がってんだ。・・・お、そこの若いの。水などは持っておらぬか」

付き人は彦造に声をかけました。

「水はないですが、みかんならありますよ。これは大切なみかんですが、仕方がない、差し上げましょう。きっとのどの渇きがなおりますよ」

するとお姫様は喜び、大急ぎで食べ始めました。

「ありがとう、のどとかが潤いました。ジュンッ!これでよければ受け取ってくださいな」

お姫様は3反の布をお礼として彦造に与えました。
 
 
 

またしばらく行くと、数人のお侍さんが倒れた馬を取り囲んでいました。

「困ったことだ、急に馬が倒れてしまった。これでは使えないぞ。お前はもう、死んでいる」

そこで彦造は言いました。

「もし、お侍様。私がこの馬を引き取りましょうか。看病して復活させて見せます。この3反の布と交換しませんか」

すると侍たちは、喜んで布を抱えて去っていきました。

「フヒヒ馬鹿なガキだ、あんな死にかけの馬とこんな高価な布を交換するなんて。あいつの知能も俺のチンポも馬並だ」
 
 

彦造は馬に草を食べさせ、水をやって介抱しました。
すると馬はどんどん元気になりました。

「やった、ムクムク元気になったぞ。思ったよりでかいな」
 
 

しばらく行くと、大きなお屋敷がありました。
入り口からはたくさんの人が荷物を担いだり、車に乗せたりして運んでいます。
どうやら引越しのようです。

すると、門の中から立派なお侍様が出てきました。

「これこれ、そこの男。私はこれから隣国へ行かねばならない。もしよければその馬を譲ってくれないか。荷物を運ぶ馬が足りないのじゃ。その代わりに、私が帰ってくるまでこの屋敷と裏にある田畑をお前に預けようじゃないか」

なんと。
どこの馬の骨とも知れない若造に屋敷を預けるとは、このお侍の知能と僕のチンポは馬並だと思った彦造。快く承諾しました。

「わかりました。留守のことならこの彦造にお任せを」
 

承諾した彦造はその屋敷に住みましたが、そのお侍様はとうとう帰ってはきませんでした。
こうして大きな屋敷が彦造の物となり、田畑からもたくさんの作物が取れ、彦造は大金持ちになったという話です。
 
 

1本のワラからこのようにお金持ちになったので、人々は彦造のことを「わらしべ長者」ないし「馬並長者」と呼びました。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

素晴らしい。
ワラが屋敷に化けるんですよ。アメリカンドリームも真っ青です。ふざけやがって。こんな話があるか。最初につかんだのがワラじゃなくてチンポだったら良かったのによ。

とは誰もが思うところですが、僕はそんなこと微塵も思いません。
これはやるっきゃねえ。僕にもできるさ!

 

「え、できるわけないじゃんプゲラ」

そう思ったあなた、気持ちはわかる。
でも実際にいるんですよ、ネットでわらしべ長者になった人。
『赤いペーパークリップ』からスタートし、わずか1年でマイホームに辿り着いた人がいるんです。

記事を抜粋すると、
「クリップは魚の形のペンに化け、その後同氏はドアノブ、キャンプストーブ、発電機、パーティーセット、スノーモービル、ヤークという町への旅行、車、レコーディング契約、米フェニックスの家に1年間住む権利、アリス・クーパーと半日一緒にいられる権利、KISSのスノーグローブ、ハリウッド映画に出演できる権利を経て、カナダのサスカチュワン州キプリングという町の家にたどり着いた。」
とのこと(ソースはこちら)。

レコーディング契約とかハリウッド映画に出演できる権利って交換できるもんなのかと感心しきりなわけで、この人にできるなら僕にもできるんじゃないかと思った次第です。

 

ただ、果たして同じようにやってできるものかというと即答で無理ですね。
この人のサイトは恐らく世界中で凄まじいアクセス数があったんでしょう。閲覧者が多ければ応援する人も増えるのは道理。
なので僕みたいな弱小サイトの管理人ではとても真似しようったって無理な話です。

また昔話に出てくる彦造は、偶然それを欲しがっている人にばったり出会い次々交換していくというものでした。
現実にそんなことは有り得ません。


それじゃどうすればできるのか・・・?

そこで思いついたのが、『突撃型のわらしべ長者』です。

「ごめんくださーい」

っつって、

「これと何かを交換してしていただければ僕は超嬉しいよね」

とか言い、次々と物々交換をしていくというもの。
ターゲットはとりあえず個人商店主などを考えていますが、他にも構想はあります。
場所は大阪、「難波」「日本橋」あたりを中心に考えてます。
なに、彦造にできたんだ。きっとできるさ。


僕、基本アホですからね。他人にできるなら僕にもできると思ってる。
猿岩石にできるなら僕にもできるって言って、学生時代全国をヒッチハイクで縦断した経験があります。
高速のサービスエリアの柵をよじ登って侵入し、トラック運転手や老夫婦、怖そうなおっさん、果てはチャイルドシートに子供乗せた家族連れからアツアツカップルまで幅広く声かけて乗せてもらいました。
乗せてもらった上にメシ食わせてもらうなんてザラで、お金くれたり泊めてくれたりする人までいたんですよ。
日本人ってめちゃいい人ばっかだと思いました。

かつ、飛び込み営業の経験もそこそこあります。
民家の飛込みから個人商店、法人飛び込み営業まで幅広く、果ては市役所や警察署、小・中学校の職員室にズカズカ入って先生方に売りまくったこともあります。もちろんすべてアポ無しです。
売った商品も飲食店の割引券(3000円)から教材、株(700万円)やデリバティブ(金融派生商品のことで、商品先物取引など)まで売ってきました。
全部アポ無しの飛び込みなので、売込みができるなら物乞いだってできるんじゃねーのって頭です。
どーよ。一分の隙も見当たりません。

「おめー絶対2件目あたりでトンカツと交換して食って終わりだ」

とは友達の弁ですが、なめんなよ。なんだそりゃ。車ぐらいはいくわ。

 


さてルールですが、基本的には突撃型のわらしべ長者、それに加え読者様からのトレードももちろん考慮に入れています。
現在の品物と交換したい方がいらっしゃったらガシガシご応募ください。

ただし条件として、ネットの交換のみ『他の読者の投票』という形で決めさせていただきます。
つまり、今現在の物と交換したほうがいいかどうかは僕の判断ではなく読者の総意で決めるというもの。
何点か応募があった場合は、応募の順で現在の物と1対1で比べる投票を行います。常にサシで比べるってことですね。

でも、もし仮に僕の鼻血が出そうなくらいぶっ飛んだ商品が飛び出した場合は独断で決めることもありますのでご了承ください。

 
最終目標を決めてやるという形ではなく、年内でどこまでいけるかというコンセプトでやります。
もし来年も続くとしたら、スタートからやり直すってことですね。

 

さて、気になるスタートの商品ですが。
いろいろ悩んだ結果、僕の手焼きのチーズケーキから始めるということにしました。


cake.JPG

おふくろ秘伝のレシピで作った特製チーズケーキ。
かつて家庭教師をやっていた頃、生徒たちの誕生日になると必ず焼いて持って行っていました。
先日のホワイトデーにも焼いて会社に持っていってみんなに配ったところ、なかなか好評でしてね。味には自信があります。
市販ではスポンジ系で量をごまかした感じのものや変にすっぱいのが売られていますが、あんなのとは比較にならない。純正のベイクドチーズケーキです。

金目の物からスタートしたら交換できて当然ですから、やっぱこういうのがいいかなって思って。

 

初回の決行日は、仕事が入らなければ5月1日を予定しています。

仕事がなかなか忙しいので、突撃は月イチぐらいがせいぜいかと思いますが、年内は続けていく所存ですのでよろしくお願いします。

 

加藤

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加藤
性別:
男性
自己紹介:
大阪在住、25歳。秋田県出身です。
メールはrealtrader_kアットマークyahoo.co.jpまで。
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